最近店頭でお客様から「何だか美味しそうだけど、フライッシュケーゼとは何?」という質問が多いように思います。
ということでフライッシュケーゼとは何かを簡単に説明させていただきます。

フライシュケーゼ(Fleischkäse)は、ドイツやオーストリア、スイスなどのドイツ語圏で人気のある食品で、「肉のチーズ」という意味の名前がついています。

ただし、実際にはチーズは含まれていません!
名前の由来はその見た目や製造工程がチーズに似ていることからきています。

材料

主に牛肉や豚肉のひき肉が使用され、場合によってはベーコンやスパイスも加えられます。
細かく挽いた肉をペースト状にし、塩、コショウ、ナツメグなどのスパイスで味付けします。

製造工程

  1. 肉をペースト状にした後、型に詰めてオーブンで焼きます。
  2. 表面がきつね色に焼き上がるのが特徴です。
    見た目は厚みのある四角い塊の形状で、切り分けて食べられるようになっています。

温かい状態
フライシュケーゼを厚めにスライスし、焼いてホットミールとして提供されることが多いそうです。
目玉焼きと合わせた「シュバイネフライシュケーゼ(豚肉のフライシュケーゼ)」は特に人気。
ジャガイモのサラダやパンと一緒にサーブされることもあります。

冷たい状態
薄くスライスしてサンドイッチやおつまみとして食べることもあります。

ドイツ
ドイツ南部ではやっぱりビールと一緒に楽しむことが一般的です。

オーストリア
ややスパイシーな味付けが多いです。

スイス
チーズを混ぜ込んだ「ケーゼフライシュケーゼ(Käse-Fleischkäse)」という種類もあります。

ブリオでも結構力を入れていますが、今では他のお店も見かけることが多くなりました。

日本では「ドイツソーセージ」を扱う輸入食品店や、ドイツ料理店で見つけられる場合があります。
また、自宅で手作りするレシピも比較的シンプルなので、挑戦してみるのも面白いかもしれません!

ブリオにはサイコロカットしたチーズの入ったピザケーゼも販売してます。
隠れたヒット商品ですので是非ご賞味くださいませ。

何か追加で知りたいことがあればお気軽にお問い合わせください!